Dir en grey 鑑賞録
総評
ディルの武器は大きく分けて二つあって、きれいな旋律とがなり(デスボイス)である。きれいな旋律だけで出来ている曲もあれば、その二つを組み合わせた曲もある。組み合わせの場合は、AメロBメロががなりでサビが旋律という場合が多い。全部ががなりだけで出来ている曲は、今の所聴いたことが無い。個人的には、きれいな旋律の方が好きなのだが、では全部の曲が全てきれいな旋律だけでできていればいいのかというとそうではない。ディルの場合、デスボイスの中に埋もれた旋律、カオスの中にあるノモス、それがゆえにきれいな旋律の美しさ、儚さが際立つのである。全てがきれいな旋律になってしまえば、その魅力は半減するだろう。3曲同時のメジャーデビューの時は、XのYOSHIKIがプロデュースしているのだが、YOSHIKIもこのきれいな旋律に共感する部分があったのではないかと考えている。(YOSHIKIはクラシックをバックボーンに持っているので)
album
UROBOROS
GLASS SKIN 、DOZING GREEN、収録
我、闇とて、、、
タイトルがいい。このタイトルは以前から気になっていた。長めのバラード。この時期にこういうバラードがあるというのはアルバム曲だからだろうか。
GAUZE
ゆらめき、残、アクロの丘、cage、予感、収録。
GAUZE -mode of adam-
Schweinの椅子
タイトルからもわかるが、歌詞もドイツ語がかなり使われている。
ゆらめき
久しぶりに聴くといいね。「ゆらめき」は「ゆらめくことの無い愛を君に」の「ゆらめき」だったんだね。
raison detre
304号室、白死の桜
Cage
蜜と唾
mazohyst of decadence
この曲はかなり過激。出生前に堕胎される胎児の気持ちを歌詞にしている。デスボイスは使っていないものの、かなり叫ぶように歌っていて、また違う狂気を感じる。ここでの母というモチーフはCageとつながる。
予感
アルバムの流れの中で聴く予感もおつですな。やはりこの曲は完成度が高過ぎる。
GAUZE評
メジャー1stアルバム。ジャケットの女性が印象的。結果的に、シングルが5曲収録されるという豪華さ。まだデスボイスを使わない。そのため、言葉をきちんとはっきりと発音している。恋愛など、後から見れば甘酸っぱい、青くさいテーマをまだまだ扱っている。一般的には普通のことだけど。死などの後にもつながるモチーフは既に出てきている。魅力的なタイトルが多く、どういう曲なのだろうと興味をそそられるが、アルバム曲だから仕方ないのであるが、タイトル倒れになっているかなという印象。シングル曲との格差を感じる。
single
人を被る
先ずタイトルに惹かれる。ひとをかぶる、どういう意味だろうと。音楽自体にはあまり惹かれなかったが、歌詞の世界をもう少し探求してみたいというのはある。
詩踏み
前作から2年半。大分間が開いている。間が開いている割には、特に新しいという感じでもなく、今までのカオス路線の曲を洗練させているという感じ。「詩踏み」というタイトルから、もう少し穏やかなものを期待していたが、完全にカオス路線であった。AメロBメロでがなって、サビでメロディアスにしてというのはいつものパターン。デスボイスと言っても、実はそこに細かなグラデーションは存在していて、この曲の場合は、比較的言葉をはっきりと言っている方で、雰囲気は荒ぶるという感じ。映像はシンプルでメンバーの演奏を中心に構成している。京がマスクみたいなものを付けていて、全く顔は出てこない。こういうマスクまで至るというのは、見た目における一つの極みだろうと思う。このマスクも以前から気になっていたものの一つなので、一つすっきり。
SUSTAIN THE UNTRUTH
前作から1年1か月程度。この曲のCDのジャケットが、奇妙な生命体の顔で以前から気になっていた。AメロBメロが比較的デスボイスなんだけど、がなるのではなく穏やかなデスボイスという感じ。こういうのは初めて。映像はシンプルで、メンバーの映像を中心に構成し、時折ライブ映像も交えているのかな、背景に荒野の映像、グロや意味不明なメッセージは全くなし。以前から気になっていた京のメイクがあって、口を拡張して怪物のようにするんだけど、それもこの曲で使われている。ジャケットと共に2つの関心が一挙に解消された感じですっきりとする。京の髪型は坊主で、時折ベールを被っている。服装は皮ジャン。
輪郭
前作から1年半程度。間が開いている。抒情的でがなりなし。映像はすべて線描で描かれている。鳥、人の顔、溶解辺りがよく出てくる。メンバーの肖像画が溶解して、そこから色々と始まっていく。溶解した液体の中に、叫ぶような人間の顔が出てきたりする。最初に鳥が出てくるので、これが中心になるかと思いきや、途中は全然出てこなくなり、終盤でまた出てくる。だがこの鳥が意味するところとか、他の部分との関係性はわからない。ただわからないと言ってしまえば、全てがわからないので、鳥の関係性などは些細なことに思えてくる。溶解というだけあって、全体的には液体であったり抽象的、とらえどころがないのだが、最後に階段が出てきてメンバーにつながる所は、固形的、具象的になっている。実写ではないが、一応京はハットをかぶっている。
DIFFERENT SENSE
前作から5か月程度。カオスな部分全開だね。前作がシンプルでがなりもゼロだった分だけ、その反動という感じで、がなりも全開で、サビはメロディアスで、全体的には統制されたカオスという感じでよくまとまっている印象を受ける。映像もカオス全開という感じで、タコが全面に出てくるんだけど、仮面ライダーみたいな感じで、タコと人間の融合みたいな所もあるが、段々と人間の方がタコに乗っ取られていき、日本列島もタコになっていく。この辺りはちょっと滑稽さというかシリアスというよりはお遊び感もある。途中アニメの映像もちらちらあって、タコつながりでの触手というか、エロも入っている。メンバーの演奏時には目が周囲に何個もあるような所で演奏している。これもタコの目ということなのか。京はシンプルに黒髪ショートヘアで阿部サダオ感がある。
LOTUS
前作から約1年1か月、ここら辺ペースが開きがち。この作品は集大成感というか余計なものを削ぎ落して、シンプルさを感じさせる。イントロ良くて、「おっこれは」と期待を抱かせる。映像もシンプルでメンバーの演奏を中心に構成していて、そこにほんの少しだけ、虫、骸骨などおなじみのモチーフを使っている。360度カメラは当時の先端の技術だったのかな。京はいよいよ坊主になって、品川感がある。京が坊主になったのは自然だなという所があって、ここ最近ハットが増えてきた所とも重なるんだけど、今まで散々これでもかというくらい色々な髪型をしてきた末のシンプルな境地に至るという感じがする。服装はレザーのジャケットに裸のインナーで。
激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
前作から約1年3か月、かなり開いている。この曲は元々ある程度知っていた曲ではあるのだけど、AメロBメロがほとんどデスボイスで構成されていたということは今回始めて知る。元々はサビだけ聴いていたのだろう。映像はシンプルでメンバーが演奏しているのだけど、メンバーがそれぞれ身体が損傷しているというのが特徴的である。それに虫を少々。身体の損傷と虫というのはこれまでもよく見られたモチーフ。特に京は曲の途中から身体の損傷が激しくなっている。京の見た目は、金髪ロン毛にアシンメトリーで、レザーのジャケットにインナーは裸。
GLASS SKIN
前回から11か月程度。原点回帰というか、もう一度こういうきれいな旋律の曲が聴けるとは思っていなかったので嬉しい限りである。前半にはピアノの旋律も入っている。デスボイスは一度も使わず。ディルの武器の中にこういうきれいな旋律というのは確実にあるので、それが全面に、かなり久しぶりに出た曲と言える。バラードまではいかないけど、ゆったりとした曲。映像はCGで作られていて、白を基調として、抽象的な物体の中で、メンバーも出てくる。京は、ハットにサングラスで上半身裸という、これも既視感のあるスタイル。ただ「アクロの丘」は越えてこないなというのはある。丘だけに。
DOZING GREEN
前回から11か月程度。うん、まず曲はちゃんと作ってあるね(ディルの場合まずここが問われる笑)。バラードまではいかないが、ゆったりとした曲調。今回は珍しくデスボイスは出てこないかなと思いきや、最後に多少爆発する。でもバランスは悪くないんじゃないかな。MVは、骸骨、人形、虫、グロ少々、楳図かずお少々笑、という感じ。映像はシンプルな構成。京の見た目は、暗がりではっきりとは映らないが、金髪、ロン毛、パーマでボサボサ感という感じ。ただステージング、振舞い方がまた既存のスタイルに寄せてるというかそのまま採用している感じがある。マイクのコードをステージングに利用する感じのスタイルで、ジャンプとかしてヘドバンしちゃう感じ。自分はこのスタイルを名指す呼び方を知らないのが歯がゆいのだけれど、確実にこのスタイルは既存のスタイルとして存在していて、陳腐と言えば陳腐なのである。バンドで言うと、シムとかロッテングラフィーとかたまにワンオクとかこんな感じかな。でも彼らはこういうスタイルでやってるから陳腐にはならないんだよね。ディルというバンドが、というか京がいきなりこういうことをやっちゃうから、丸パクリ感というか陳腐になってしまう。また持ってきたのかと。そして、ボーカルがそのスタイルになるとバンド全体がそのスタイルに見えてしまう。ただメンバーもヘドバンしてるから、合わせに来てはいるんだけど。曲とか世界観は完全にディルのオリジナル感があるから、全体としての丸パクリ感は出ないんだけど、こういう部分的な丸パクリ感は定期的に来るなというのがある。いずれラップとか歌い出しそうで怖いんだよね。笑
Agitated screams of maggots
前回から4か月程度。MVが描画調のアニメで、メンバーは一切出てこない。ストーリーがまた奇妙で、母が魚を捌いていると、そこから奇妙な生き物が出てきてそれに脅かされるのだけれど、娘はそれと闘う力を持っていて、しかも常に勝利し続けるというのが面白い。曲はずっとがなってるね。だけど、カオスという感じではなく、がなりがメロディーになっている感じがして、新しい印象を受ける。
凌辱の雨
前回から10ヶ月程度。映像はモノクロでぼんやりとしていて、全体的に見にくい。怪しい晩餐会という感じ。京が途中で鼻血が出る。ハットは前作同様だが、ハットの下にバンダナスタイルで、全体的にキレイ目なB系ファッションを思わせる。曲はゆったり目で、一部デスボイスが入るものの、全体的にはちゃんと歌っている。デスボイスをアクセントとして効果的に使っている感じ。ただ今までのデスボイスと少し違う感じがするというのは、何か訴えたいというか、もうどうしようもなく嫌になって、泣き叫んでいるというような印象を受ける。技法としてのデスボイスというよりは、魂の叫びという感じがする。
CLEVER SLEAZOID
リリースの日付を見ると、前作から1年2か月開いている。他のと比べても、かなりスパンが開いていると考えてよい。ただ間が開いている割には、路線はそのまま前作を踏襲している感じがある。かなりがなり系。虫と動物がよく出てくるMV。京の歯の装飾とかも、前作同様。服装はシンプルで、黒のジャケットのセットアップにTシャツにハットで腰回りにチェーンを入れてというスタイル。これも「見たことあるよな」という感じがする。カラコンも入れて。この曲もこのスタイルでという意味では完成されてるんだろうなという感じがする。
- 朔-Saku-
団地で中学生位の子供が両親を殺してしまうというMV。京曰く、MVと歌詞の内容は関係ないとのこと。サビが日本語でその他の部分は英語。サビの部分はメロディアス。
もうデスボイス全開だよね。振り切っているという感じ。ただ不安定な感じではなく、やりたいことは固まっているのかなという感じがする。同じデスボイスでもチャイルドプレイとかフィルスの時のような迷走感は感じられない。京の見た目は、黒髪で歯の装飾が印象的。見た目とか表情も狂気とかの方に振り切っていて、方向性が定まり気持ちよくすっきりとやっているのかなという感じがする。
THE FINAL
前回とは一転、火の中での撮影。背景には怪しげな殺人事件を匂わせるストーリーが流れているが、はっきりとは最後までならない。曲はしっかりと人に聞かせるために作られている。ちゃんと抑揚があって、きちんと作られている。安定感がある。京の見た目は、黒と赤が混じった髪で、顔は白塗りにして、目の周りを黒くしている。ピエロやバットマンのジョーカーを連想させる。白塗りにしているのは初めてじゃないかな。服装はシンプルで黒のネクタイに黒のスーツ。
歌詞をみると、「自殺」が一つのテーマとしてある。「THE FINAL」とは人生の最期であると考えられる。より狭い意味においては、自殺未遂を繰り返してきたがその未遂を終わらせる、という意味にも取れる。それはそれで人生の最期には違いないが。
かすみ
地下にある水の入ったタンクから人間が這い出るというMV。メンバーもそこで水につかりながら演奏している。撮影が大変であったことだろう。やっぱり安定感があるんじゃないかな、スタイルが確立してきている感じ。曲は全体的に抑揚が無く、淡々と進む感じ。こういう曲もディルは定期的に来るなという感じがする。ちゃんと起承転結のあるようなキャッチーな曲の後にこういう感じの曲。こういうのも厳密に調べてみるとパターンがあるかもしれない。人の精神の流れ方だから。京の見た目も、金髪と黒が混じった感じだけど、落ち着いていて安定感を感じる。
DRAIN AWAY
やっぱりこの曲はいいよね、これは前からよく聴いてる曲なんだけど。曲として完成されている。完成されていることと良いということはまた別の話として。ここ何曲かの迷走期を抜けて安定期に入っている感じ。京の見た目は黒髪になって、メイク路線は前曲から継続されている。MVはノスタルジーがあって、大正時代っぽい時代設定が背景に流れていて、カップルが出てくる。「ディルの中で一番好きな曲」というコメントが多い気がするが、これは偶然ではないと思うね。ちょっとラップ要素も入ってる。
Child prey
かなりがなりが多くなっている。サビの部分だけちょっぴりメロディアスになってるが、それ以外はほとんどがなっている感じ。歌詞もたぶんほとんど同じことの繰り返し。見た目もちょっと変化している。髪型はえりあしにたぶんエクステを付けて、えりあしだけかなり長くなっている。それとかなりメイクをしている。Jessicaの時はほぼすっぴんだったと思うので、それとは対照的。なぜかyou tubeのコメント欄が急に外国人だらけになっている。今までは外国人と日本人が混在している感じだったのが、この曲ではざっと見た限りでは日本人が見当たらなかった。がなりといっても、がなりとしては少しソフトなのかなとも思う。全体的に、マッドカプセルマーケット感がある。結局、Jessica以来そうなんだけど、何か既存のスタイルに寄っていってしまっている感じがする。ディルの完全オリジナルという感じではない。模索している段階ということなんだろう。MVは宇宙船で闘っている感じ、所々安っぽい。考えてみると、初期の頃だってヴィジュアル系という既存の枠組みを使っていたともいえる。だがそのヴィジュアル系という枠組みを使いこなし、ディルというオリジナルな形を体現できていた。ここ何曲かはその枠組みを消化できず、枠組みに呑み込まれているような印象を受ける。
ディルの歴史を振り返るうえで欠かせないのがこのような変化、しかも急激な変化である。変化という意味で真っ先に浮かぶ他のバンドに、ドラゴンアッシュがある。彼らもバンド史の中で、何度も自分たちの音楽のスタイルを変えてきたバンドであるが、ボーカルのkjは様々なスタイルを取り入れながらも曲として発表する時には、自分のスタイルに消化しきった上でやっていたなと思う。それゆえ結果的にDAはスタイルを変えながらも、一度一つのスタイルを取ると、ある程度の期間そのスタイルは継続される。一曲二曲でスタイルをコロコロ変えるわけではない。ただし、だからDAの方が優れているという話ではない。比較した方が各々の状況がより鮮明になるからである。ディルだってこの期間を経た後にはスタイルが確立していくわけだから、変遷期であるというだけのことである。それに変遷期であってもどれもそれなりにはかっこいいわけだから、それはそれでディルの凄さともいえる。
embryo
京のパンクな見た目は継続中。だが前回とは打って変わって、曲調は暗めで、MVもモノクロである。前回と非常に対照的。曲調はゆったりしているが、バラードまではいかない。
Jessica
急にこんなにポップなんは驚くわ。笑 雰囲気だけだと、全く違うバンドのようにすら見える。京の外見が前作Filthとまた全く変わっている。Filthの時は京にしかできないという感じのオリジナルな外見だったけど、この作品ではパンクって言うのかな、「こういうスタイルってあるよね」っていう既存のありがちなスタイルの外見で、京の歴史からみたら新しい外見ではあるんだけど、これはこれでかっこいいのはかっこいいけど。京だけ見ると、もはやヴィジュアル系ではなくなっている。
なんだろう、地元にいるちょっと不良めのお兄ちゃん感がある。地元というのがポイント。決して東京とかではない。めちゃくちゃかっこいいし、もてるだろうけど、中2感というか田舎感というか。憧れる自分がいるんだけど、その自分は自分の中の中学生の部分なんだよね。ピアスが何か19(ジューク)を思い出させる。これだけ見た目が変わるというのは、京の精神の不安定さなのか、スタイルが定まらず迷走中と言うのか、でもまたそれも魅力であったりもするわけで。やっぱり不良というのは田舎で映えるんだよね。東京では映えない。
Filth
やはりここから外見が急激に路線変更している。京はプレデターのようになっている。笑 サビ以外は歌になっていない。笑 でもサビがすごいメロディアスで、この歌嫌いじゃない。ディルはデスボイスの中に埋もれたメロディーが希少価値でものすごく輝くというのがある。京が宗教みたいなことを始めたらやばいことになりそうだけど、そういう方へは行かないわけだから、面白い。MVはライブのような感じ。
Ain't Afraid to Die
重厚なバラード。なかなかいいね。バラードはアクロの丘以来だろうか。冬の歌。
太陽の碧
こういう曲を待っていたという感じである。ディルが夏の歌なんて歌っていたのか。この曲の後から路線が急激に変わっていくらしい。やっぱり京って若い時はすっぴんでもかっこよかったということかな。
【KR】cube
殺し屋がクラブに潜入するという感じのMV。全体的にあまり変化がなく、メロディアスな部分もあまり無いという印象。
脈
少女を成人男性が迎えに来るんだけど、その少女が大人になりその男性に復讐をするという感じのMV。
Cage
やはりここの「Cage」と「予感」の二作がこの時期における一つのピークであることは間違いないと思う。この二作の完成度が異様に高い。この二作の間が二か月で、そこから脈までが7か月空くことを考えると、予感と脈の間で何かが少し変化してしまったのだろうと思う。
自らの破壊を望むものつまりマゾが、破壊者つまりサドを最終的には破壊してしまい、自らがサドになってしまうっていう。
イントロが二段階あって、最初がゆったりとしたオルゴール調のイントロでそこから激しいイントロが始まるのだけど、この激しいイントロがよい。またBメロからサビに至るまでのどんどん高まっていく感じ、疾走感がよい。
JEALOUS
記念すべき1stシングル(インディーズ)。最初歌のみで始まる。メロディアスな部分もあり、まぁまぁいい方だと思う。後のライブなどで改めて歌っている所を聴いてみたい。